our work私たちの仕事
技術と情熱で
社会インフラを守る
私たちの仕事は、スケールの大きな送電線建設工事全体を把握し、必要な資機材をそろえて、送電線建設を納期通りに進行することです。長年の経験と信頼、そして何より高い技術力を武器に、急速に需要が伸びている再生エネルギー施設の鉄塔新設や、地域間連系線増強に伴う周波数変換装置工事なども行っています。
工事設計(調査、設計)
送電線工事を問題なく進行するための現場確認やルート調査、工事資機材の計算と調達、作業員の確保など、工事の設計を行います。大規模な送電線工事では、この工事設計に1年以上を要することもあります。
調査
「どこに鉄塔を建て、どう送電線を引くか」という送電線ルートの現場調査と測量を行い、その調査に基づいて設計図を作成します。
設計
現地調査に基づき、施工方法や設計図などをまとめた施工計画書を作成します。最新の先進技術を用いて、より環境負荷の低い施工計画書を作成できるのも佐藤建設工業の強みです。
建設工事
司令塔として、日本中の鉄塔建設や送電線工事に関わります。時には地中深く潜り、時には空高く昇ることも。急傾斜の山岳地でも、人が住むまちなかでも、あらゆる場所で私たちの技術と情熱が必要とされています。
仮設
たとえば山岳地に鉄塔を建設する場合、建設予定地の山を切り開き、作業を行うための仮設工事が滞りなくできるよう、現場の施工管理を行います。道路がない山では仮設道路をつくって資材を徒歩で運んだり、ヘリポートを建設してヘリコプターで運搬したりする現場もあります。
基礎
鉄塔建設のため地中深く穴を掘って鉄塔を支える設置工事は、危険を伴います。また、据え付け作業はミリ単位の正確さを求められる難しい作業です。佐藤建設工業の技術と知識を生かし、実作業を行う協力会社の専門工が安全で正確に工事を行えるようディレクションします。
組立
特殊な建設機械を使った鉄塔組立工事の指揮を執ります。日本の鉄塔工事を変えたといわれる「YSタワー工法」は、私たち佐藤建設工業の開発によるものです。現在はほとんど使われていませんが、最新技術のベースとなる重要な技術として、その礎はいまもしっかり生かされています。
架線
完成した鉄塔に、数キロメートルにもおよぶ長い電線を設置します。厳しい自然環境下で行う作業は、危険と隣り合わせです。私たちは作業が安全に行えるよう現場を取り仕切る、最重要任務を担っています。
保守・修繕
すでに建設された鉄塔や送電線、付属する設備が安全で問題なく機能しているか、定期的に塗装状態の確認や劣化診断を行います。寿命が20〜30年といわれる送電線が安全に機能できるよう守り続けるのも私たちの仕事です。
最新のテクノロジーを活用し、日本中の鉄塔や送電線の安全確認を行います。AIやドローンを使って故障箇所や不具合を早期に発見し、実際に鉄塔に昇り、送電線の保守点検を行います。